コンタクトレンズの外し方(ハードレンズ)
ハードレンズの外し方を知っていますか?
目にとっては大変重要なことです、ここでもう一度しっかり覚えておきましょう。
コンタクトレンズを取り扱う前に
コンタクトレンズを取り扱う前には、必ず石鹸などで手を洗い、よくすすいでください。
コンタクトレンズは高度管理医療機器です。眼科医に指示された装用期間・時間内で安全に使用してください。
コンタクトレンズの外し方(ハードレンズ)
- 1鏡を見てレンズの位置を確かめます。
- 2レンズより目を大きく開けます。外す目と同じ側の人差し指を目尻より少し内側にあて、目を大きく開けたまま耳側やや上方に引いてまばたきをするとはずれます。もう一方の手のひらで、落ちてくるレンズを受け止めてください。
コンタクトレンズが外れない時の対処法
うまく目から離れない場合、コンタクトレンズの乾燥が原因だと考えられます。無理やり外そうとすると、目を傷つける可能性があります。まずは、コンタクトレンズと目を目薬などで潤します。コンタクトレンズが動くようになったら、角膜を傷つけないようにゆっくりと外してみましょう。
コンタクトレンズの外し方について よくある質問
まぶたの奥は袋状になっていますので、眼の裏側に入って取れなくなることはありません。レンズがずれてとれにくい場合は、あわてずに取扱い説明書に従って戻して頂くか、無理にとろうとせず医師にご相談下さい。
眼科医の指示通り、正しい取扱いと装用時間を守っていれば、コンタクトレンズが原因で眼にキズがついたり、眼の病気になったりすることはまずありません。しかし決められた定期検査はきちんと受けて頂き、コンタクトレンズと眼のチェックを忘れないようにして下さい。
眼に石鹸、シャンプー、お風呂のお湯などが入ると、コンタクトレンズが変形したり、汚染されたりすることがあります。もしコンタクトレンズを装用したまま入浴される場合には、十分注意してください。また、眼に石鹸、シャンプー、お湯などが入った場合には、すぐにコンタクトレンズをはずすようにしてください。サウナは、極端に乾燥した環境になることもありますので、レンズをはずしてから利用されることをお勧めいたします。
コンタクトレンズの種類にもよりますが大変危険です。寝ている間はまぶたを閉じているため、コンタクトレンズをはずしていても眼に酸素が届きにくくなります。それなのにコンタクトレンズをしたまま寝てしまうのは、さらに眼に届く酸素の量を減らすことになります。特にソフトレンズの場合は、レンズの性能上ハードレンズに比べると酸素を通す量が少ないため、つけたまま寝てしまうことが常習化している方は、眼にかなりの負担を受けていることが予測されます。ハードレンズであっても着けていない状態に比べると酸素は届きにくくなりますので、つけたまま寝るのは避けて下さい。
慣れてきた場合で、標準的には12時間~14時間といわれています。ですが、極力付ける時間は短いほうが眼のトラブルを防ぐことができます。個人差がありますので医師や、スタッフにご相談ください。付けたまま眠ることはできませんので、就寝前に必ず外してください。