快適コンタクトガイド

Step4
コンタクトレンズを快適に使う

コンタクトレンズを快適に使うためには、正しい使い方を守る必要があります。
ちょっと面倒でも大切な目をトラブルから守るためのポイントを紹介します。

装用時間を正しく守ろう

コンタクトレンズを清潔に保つために普段からきっちりケアしよう!目の定期的な検査も忘れず受けようね!
自分流のレンズケアは、思わぬトラブルのもとになるかもしれません。正しいレンズケアのポイントを今のうちに確認しておきましょう。

一般的なスケジュール

コンタクトレンズの装用スケジュールは、個人によって異なる場合がございます。下記は一般的なスケジュールとなります。

  • 眼科医に指示された装用期間・時間内で安全に使用してください。
  • 標準的な装用スケジュールを目安に、無理をしないで装用してください。
  • 1ヵ月以上装用を中止した場合は、眼科医の指示に従って開始してください。

正しいコンタクトレンズケアのポイント

ソフトレンズは汚れ以外に、レンズの性質上、雑菌やカビなどが繁殖する可能性があります。そのため、洗浄・消毒ケアを行う必要があります。

過酸化水素タイプ

過酸化水素の力によって洗浄・消毒を行うため、熱によるレンズの劣化がありません。

MPS(マルチパーパスソリューション)

1本で「洗浄・すすぎ・消毒・保存」を行うことができるケア用品です。他の消毒方法に比べると、消毒効果が低いため、こすり洗いが必要です。

STEP1 洗浄

レンズを瞳からはずし手のひらに載せ、洗浄液をつけてレンズの両面を各々20から30回指で軽くこすりながら洗います。

STEP2 すすぎ

洗ったレンズの両面を洗浄液でよくすすぎます。こすり洗いとすすぎは必ず正しく行ってください。汚れや細菌等を除去します。

STEP3 消毒・保存

専用ケースに洗浄剤を満たし、その中にレンズを完全に浸し、ケースのふたをしっかり閉めます。そのまま4時間以上放置して消毒は完了です。レンズは、すすがずにそのまま装用できます。

  • レンズを取り扱う前には、必ず石鹸などで手を洗い、よくすすいでください。
  • 使用後の専用ケースは空にして、洗浄液でよく洗った後自然乾燥してください。

瞳やコンタクトレンズのトラブルを防ごう

早期発見で重大なトラブルを防ごう。
定期検査では、自分で気づかない瞳やコンタクトレンズのトラブルを早期発見できます。また、視力の変化やケア用品が目にあっているかなど、さまざまなことを確認します。

眼科医がすすめる定期検査サイクル

3ヵ月に1回は定期検査を受けよう
自分では気づかないうちに瞳に負担をかけていたり、視力の変化が見られる場合もあります。
いつもベストなコンディションで使うためにも、
定期的な検査を心がけてください。

コンタクトレンズに付くさまざまなキズ・汚れ(一例)

欠損
ソフトレンズの場合
カルシウム付着
ソフトレンズの場合
化粧汚れ
ソフトレンズの場合
キズ
ハードレンズの場合

さまざまな目のトラブル(一例)

角膜ステイニング
角膜血管新生
角膜浸潤