コンタクトレンズ×花粉症の悩みに!おすすめの対処法を解説
日本で花粉症に悩む人は年々増加しています。コンタクトレンズ装用時に花粉症の影響を受け、目のトラブルに悩む人も少なくないでしょう。解決できず、対処法に困っている人もいるかもしれません。
本記事では、コンタクトレンズ装用時の花粉症による影響や対処法を解説します。適切な対処をおこない、コンタクトレンズ装用時の花粉の影響を抑えましょう。
コンタクトレンズ装用時の花粉症による影響とは?

コンタクトレンズを装用時に起こる花粉症の影響は以下のとおりです。
コンタクトレンズ装用時に起こる花粉症の影響 | 影響内容 |
---|---|
コンタクトレンズがくもる | 花粉症によって起こる目やにや花粉自体の影響でレンズが汚れ、視界が悪くなる。 |
目がゴロゴロする | 花粉などの汚れがレンズに付着してまぶたの裏に小さな粒状の炎症が起き、まばたきするたびに引っかかってゴロゴロする。 |
コンタクトレンズが外れやすくなる | 花粉で目に炎症が起き、汚れがたまってレンズが外れやすくなる。 |
アレルギー症状が悪化する | 目に付着した花粉を長時間放置すると、炎症がひどくなり、アレルギーが悪化しやすくなる。 |
目が花粉症の影響を受けやすい理由
花粉症になると、かゆみや異物感、充血や目やになどの症状を引き起こします。
目は外界と直に接しているため、花粉にさらされやすく、花粉が付着しやすくなります。この花粉自体が目に溶けやすい性質になっており、涙液によって目全体に広がり、トラブルが発生することもあるでしょう。
また、結膜に血管や免疫細胞が多く存在しているため、花粉と反応しやすいことも要因として挙げられます。
コンタクトレンズ装用時の花粉症対策

コンタクトレンズ装用時に以下の花粉症対策を実践することで、花粉の影響を抑えやすくなります。コンタクトレンズを装用している、花粉症でお悩みの方はぜひ試してみてください。
1dayタイプのコンタクトレンズに変更する
花粉が飛散する時期は、コンタクトレンズに花粉が付着し、目やになどの分泌物で汚れやすくなります。
花粉症の季節に2weekタイプや1monthタイプのコンタクトレンズを繰り返し使用すると、花粉がたまりやすくなります。
一方で、1dayタイプのコンタクトレンズであれば単回使用になるため、毎日清潔な新品を装用可能です。
普段2weekタイプや1monthタイプのコンタクトレンズを装用している場合は、花粉症シーズンだけでも1dayタイプに変更するのがおすすめです。
シリコーンハイドロゲル素材のコンタクトレンズを選ぶ
花粉が付着しにくいシリコーンハイドロゲル素材のコンタクトレンズを装用すると、花粉症の影響を受けにくくなります。
ウールや起毛素材の洋服より、表面がなめらかなポリエステルやナイロン素材のほうが花粉が付着しにくいのと同様の原理と考えられています。
コンタクトレンズの装用時に花粉の影響が気になる方は、シリコーンハイドロゲル素材且つ、よりレンズの表面がなめらかなものを使用するとよいでしょう。
コンタクトレンズのケアを徹底する
花粉症のシーズンには、コンタクトレンズのケアの順番に気を付けましょう。
コンタクトレンズに花粉が付着している状態でこすり洗いをすると、花粉の膜が破れてしまい、細かい粒子がレンズに残りやすくなる可能性があります。
ケアをする際は最初にコンタクトレンズをすすぎ、花粉をしっかり落としたうえでこすり洗いをしましょう。花粉による影響を軽減するためには、こうしたケアの手順を徹底することが大切です。
コンタクトレンズ装着薬を活用する
コンタクトレンズ装着薬を活用すると、花粉による汚れの付着を防ぎやすくなります。
コンタクトレンズを装用する前にコンタクトレンズ装着薬をレンズへ数滴垂らしておくと、汚れの防止だけでなく、装用感が良くなります。
花粉の影響でレンズがくもりやすく、目のかゆみや充血などがみられる方は、コンタクトレンズ装着薬を活用しましょう。
コンタクトレンズの装用時間を減らす
コンタクトレンズの装用時間を減らすと、目のかゆみや充血、ゴロゴロする感覚を抑えやすくなります。
目のトラブルが気になる方は、コンタクトレンズの装用時間を減らし、必要に応じて眼鏡も併用しましょう。
コンタクトレンズを外したあと目を適切にケアする
コンタクトレンズを外したあと目がかゆい場合は、冷たいタオルをまぶたに乗せるとクールダウンにつながり、かゆみを抑えやすくなります。
目をケアするときの注意点として、コンタクトレンズを外したあと目を水道水で洗うと塩素が刺激になり、結膜や角膜を痛める場合があります。
水道水を使用する際は目に入らないよう注意し、目の周りに付着した花粉を洗い流してください。
花粉の飛散ピーク時の外出を控える
花粉の飛散ピーク時に外出を控えることで、花粉症の影響を受けにくくなります。
1日のなかで花粉が飛散するピークは1日2回あり、午前中から昼過ぎと、夕方のタイミングで最も花粉が舞います。また、晴れて暖かく、風が強くて乾燥している日は花粉の飛散量が増加します。
上記に該当する時間帯や天気の日に外出を控えると、花粉の影響を受けにくくなるでしょう。
花粉が飛ぶ前に眼科受診を

ここまでコンタクトレンズ装用時の花粉症対策をお伝えしてきましたが、根本の花粉症の症状を抑えるには、花粉が飛び始める前に眼科を受診し、治療を受けることが大切です。
専門医による適切な指示のもと眼科で処方される抗アレルギー点眼薬の使用などで、花粉による影響を軽減しましょう。
コンタクトレンズのことでお悩みの方はオンライン相談を
コンタクトレンズ装用時に花粉症の影響を受けると、視界や装用感が悪くなったり、レンズが外れやすくなったりします。
対策としては、コンタクトレンズを1dayタイプやシリコーンハイドロゲル素材に変更したりすることがおすすめです。
また、コンタクトレンズ装着薬を活用したり、コンタクトレンズのケアを徹底したりすることも重要になります。
とはいえ、コンタクトレンズの手入れ方法がよくわからない方や、おすすめの商品を知りたいけれど花粉が飛んでいるから外には極力出たくない、という時もあるでしょう。そのような場合は、エースコンタクトのオンライン相談をご活用ください。
花粉が飛散している時でも外出することなく、お持ちのスマートフォンやパソコンを使用してご自宅から専門のオペレーターに相談ができます。
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店舗検索では、自宅や職場から近い店舗を確認できます。あわせてご活用ください。
- ※症状は、人によって程度や現れ方に個人差があります。
- ※コンタクトレンズは高度管理医療機器です。必ず眼科医の指示に従いお使いください。
- ※眼科を受診の際には、健康保険証が必要です。必ずご持参ください。