コンタクトレンズの使用期限とは?確認方法や使用期間との違いを解説
「使用期限切れのコンタクトレンズを使うとどうなるの?」
コンタクトレンズを使い始めて間もない方のなかには、このような疑問を感じることがあるのではないでしょうか。
本記事では、コンタクトレンズの使用期限の意味や確認方法、使用期間との違いを解説します。コンタクトレンズを正しく装用するためにも、使用期限の概要を把握しておきましょう。
コンタクトレンズの使用期限とは?

コンタクトレンズの使用期限とは、コンタクトレンズを開封していない状態で保管した場合に使用可能な期限です。「安全で快適に使用できる期限」と覚えておきましょう。
コンタクトレンズの使用期限は、商品の外箱やレンズケースの蓋に、砂時計マークやEXP(Expiration Dateの略)などで記載されています。記載されている期限を超えて使用することのないように注意しましょう。
使用期限切れのコンタクトレンズを使うとどうなるの?
2weekコンタクトレンズなど、使用期間(コンタクトレンズを開封してから使用できる期間)が長いものを使い続けていくと、酸素透過率が徐々に低下していきます。
使用期限切れのコンタクトレンズを装用する場合も、やはり酸素透過率が少しずつ低下していきます。
その結果、開封直後に比べて目に酸素が届きにくくなり、トラブルが起こる可能性があります。
コンタクトレンズ以外にも保存液やケースの使用期限切れに注意しよう

コンタクトレンズの保存液を開封したら、早めに使用しましょう。1ヵ月に1本を目安に使い切るのをおすすめします。
未開封の場合でも、ボトルの箱や取扱説明書に記載の使用期限を守って使用してください。
コンタクトケースの場合、ハードコンタクトレンズのケースは半年に1回の頻度で交換することをおすすめします。
ソフトコンタクトレンズのケースの場合は、1ヵ月に1回がおすすめです。
コンタクトレンズの使用期限に関するよくある質問

コンタクトレンズの使用期限に関するよくある質問は、以下のとおりです。
コンタクトレンズの使用期限と使用期間の違いは?
使用期限とは、コンタクトレンズを開封していない状態で保管した場合に使用可能な期限です。一方で、使用期間とは、コンタクトレンズを開封してから使用できる期間です。
たとえば、1dayコンタクトレンズの場合、開封後1日のみ使用できます。しかし、一度外すと、再装用はできません。
2weekコンタクトレンズの場合は、正しいレンズケアを前提とし、開封日から最長2週間使用できます。一度しか使用していなかったとしても、2週間が過ぎると装用できなくなります。
使用期限切れのコンタクトレンズを廃棄する方法は?
コンタクトレンズを捨てる時は、コンタクトレンズ本体・蓋・ブリスターケースに分けて処分してください。処分の方法は自治体によって異なります。地域の分別に関する規定に沿って廃棄しましょう。
コンタクトレンズの使用期限はどこに書いてある?
コンタクトレンズの使用期限は、主にレンズの容器(ホイル部分)やパッケージの側面に記載されています。ご確認いただき、未開封でも使用期限が切れている場合は、廃棄してください。
コンタクトレンズのことでお悩みがある場合は
Web来店予約をご利用ください

コンタクトレンズの購入に関してお悩みの方は、Web来店予約の利用をおすすめします。事前に予約しておくと、来店時の待ち時間が短縮され、スムーズにご案内できます。ぜひご活用ください。
- ※症状は、人によって程度や現れ方に個人差があります。
- ※コンタクトレンズは高度管理医療機器です。必ず眼科医の指示に従いお使いください。
- ※眼科を受診の際には、健康保険証が必要です。必ずご持参ください。
コンタクトレンズを装用する際は使用期限切れにならないよう注意しよう

使用期限を過ぎた状態のコンタクトレンズを装用すると、目のトラブルに発展する可能性があります。
そのため、コンタクトレンズを装用する際は、使用期限を超えた状態で使用しないようにしてください。また、保存液やコンタクトケースを使用する際は、目安となる期間を守ったうえで活用しましょう。
コンタクトレンズを快適に装用するためにも、使用期限を守り、適切に管理してください。