コンタクトレンズ

2weekコンタクトレンズの手入れ方法は?洗浄方法や注意点を解説

「2weekコンタクトレンズの手入れ方法がわからない」
これからコンタクトレンズの購入を検討し、このような疑問を感じる方がいるのではないでしょうか。

コンタクトレンズに関して、正しい手入れができていないと、目のトラブルにつながる可能性があります。

本記事では、2weekコンタクトレンズの手入れ用品やケア方法、手入れにかかる費用や注意事項を解説します。

安心してコンタクトレンズを装用できるよう、正しい手入れ方法を実践しましょう。

2weekコンタクトレンズの手入れ用品

コンタクトレンズの写真

2weekコンタクトレンズの手入れ用品には、おもに以下の3種類が挙げられます。それぞれの特徴を知り、自分に合ったものを選びましょう。

MPS(マルチパーパスソリューション)タイプ

MPS(マルチパーパスソリューション)タイプは、1つの洗浄液で洗浄・すすぎ・消毒・保存の4ステップが対応できます。

1本でコンタクトレンズのケアができるため比較的手間がかからず、コスパが良いのもメリットです。ただし、「こすり洗い+すすぎ」をしないと十分な消毒効果が得られないため注意しましょう。

過酸化水素タイプ

過酸化水素タイプは、過酸化水素による消毒力と泡の発泡作用で洗浄するのが特徴です。消毒後は必ず中和する手間が必要になるものの、強い消毒作用が期待できます。

こすり洗いをする必要がなく、つけ置き洗いでケアできるのもメリットです。

ポビドンヨードタイプ

ポビドンヨードタイプタイプは、MPSタイプや過酸化水素タイプに比べて消毒効果が高いのが特徴です。

過酸化水素タイプと同様に、こすり洗いをする必要がなく、つけ置き洗いでケアできるのもメリットです。

2weekコンタクトレンズの手入れ方法

コンタクトレンズケースに洗浄液を注ぐ写真

2weekコンタクトレンズの手入れ方法は、ケア用品ごとで異なります。必ず使用説明書をお読みいただきご使用ください。

それぞれの手入れ方法は以下のとおりです。

MPS(マルチパーパスソリューション)タイプの手入れ方法

MPSタイプでコンタクトレンズを手入れするときの手順は以下のとおりです。洗浄の際には必ず以下の方法でこすり洗いをおこなってください。

  • 必ず説明書の指示に従い、正しく使用しましょう。
  1. 1コンタクトレンズを外したあと手のひらに乗せ、洗浄液を数滴つけ、レンズの表と裏をそれぞれ20〜30回指で軽くこすりながら洗ってください。
  2. 2こすり洗いが終わったら、コンタクトレンズの表と裏をよくすすぎましょう。
  3. 3洗浄液をレンズケースに満たした状態でコンタクトレンズを入れたあとキャップをしっかり閉め、MPSは4時間以上、過酸化水素タイプは説明書に記載の時間放置したら消毒・保存は終了です。

過酸化水素タイプの手入れ方法

過酸化水素タイプでコンタクトレンズを手入れするときの手順は以下のとおりです。

  • 中和が必要なタイプです。
  • 必ず説明書の指示に従い、正しく使用しましょう。
  1. 1専用ケースにコンタクトレンズをセットしましょう。
  2. 2専用ケースのガイドラインまで消毒液を入れ、中和を行います。中和錠が必要な場合は入れてください。
  3. 3専用ケースの蓋をしっかり閉め、説明書に記載された時間放置し、過酸化水素を中和します。
  4. 4商品によっては、コンタクトレンズを装用前に専用液ですすぎましょう。

装用するときは、すすぎ液ですすいだあと使用しましょう。中和が完了していない状態で装用すると目に痛みを感じる場合があるため、必ず説明書に記載の時間保存してください。気温によっても中和時間が変動する場合があります。

ポビドンヨードタイプの手入れ方法

ポビドンヨードタイプでコンタクトレンズを手入れするときの手順は以下のとおりです。

  • 中和が必要なタイプです。
  • 必ず説明書の指示に従い、正しく使用しましょう。
  1. 1専用ケースにコンタクトレンズをセットしましょう。
  2. 2「消毒・中和剤」と「溶解・すすぎ液」を専用ケースに入れましょう。
  3. 3専用ケースの蓋をしっかり閉め、取扱説明書で指示されたとおりの時間以上を目安に、液がオレンジ色から無色に変わるまで放置してください。
  4. 4装用の際は、専用のすすぎ液でコンタクトレンズをすすいでください。

装用するときは、すすぎ液ですすいだあと使用しましょう。つけ置き時間が十分に確保できていない状態で装用すると、目に痛みを感じる場合があるため、必ず取扱説明書で指示されたとおりの時間以上放置してください。

2weekコンタクトレンズの手入れにかかる費用

電卓を持ってOKサインをする白衣の女性の写真

2weekコンタクトレンズは日々のケアが必要なタイプのコンタクトレンズです。ケア用品は、年間約6,000~12,000円、1日当たり約16~32円かかります。(ケア用品によって価格が異なります)

洗浄液やすすぎ液などは少しずつ使うものなので、大きな費用にはなりません。それでも費用が気になる方は、洗浄・すすぎ・消毒・保存が1本で済むMPSタイプの購入をおすすめします。

2weekコンタクトレンズの手入れがめんどくさいときの対処法

2weekコンタクトレンズの手入れに関して、毎日のこすり洗いが手間に感じる場合は、ケア用品を変えてみましょう。

つけ置きタイプの過酸化水素タイプかポピドンヨードタイプに変えるのがおすすめです。それでも手入れがめんどくさいと感じる場合は、1dayコンタクトレンズに変更することを推奨します。

1dayタイプであれば、使い終わったレンズをそのまま捨てるだけで済みます。こすり洗い・すすぎ洗い・つけ置き洗いなどをする必要がなく、毎日清潔に使えるため、おすすめです。

2weekコンタクトレンズの手入れをするときの注意事項

目の下を気にする女性の写真

2weekコンタクトレンズの手入れを誤ると、トラブルが発生する可能性があります。以下の注意事項を守り、適切にコンタクトレンズをケアしましょう。

コンタクトレンズの手入れができていないと目のトラブルが発生する

コンタクトレンズの手入れが不足するとレンズに汚れがたまり、角膜上皮障害や巨大乳頭結といったトラブルが起こる可能性があります。

コンタクトレンズを使用する場合は、手入れ用品を正しく活用し、適切にケアしましょう。

使用期間や使用期限を過ぎると装用できない

使用期間や使用期限を過ぎると、装用できなくなるため、それぞれの違いを知っておくことが大切です。

使用期間とは、開封後に使用できる日数であり、たとえば2weekの場合は2週間(14日間)です。一方で、使用期限とは、未開封で保管できるレンズの期限と定義されています。

開封後1回しか使っていなかったとしても、2週間を過ぎると使えなくなるため、開封日を記録するなどして注意しましょう。

コンタクトレンズケースをケアしないと感染症のリスクが発生する

コンタクトレンズケースのケアを怠ると、感染症を起こす可能性があるため、適切に手入れをしましょう。

コンタクトケースは、本体・蓋ともにしっかり洗い、終わったら水を切って風通しの良いところで自然乾燥させることが大切です。

ケースは使用するたびに傷が入ったり、細菌が付着したりする可能性があるため、1〜3ヵ月を目安に新品に交換してください。

コンタクトレンズの手入れ方法でお悩みの方はオンライン相談を

コンタクトレンズを選ぶにあたって、手入れ方法がわからず、購入後適切に使用できるか不安になる方がいるかもしれません。

このような方は、コンタクトレンズ専門店エースコンタクトのオンライン相談をご活用ください。

コンタクトレンズに関して、外出先やご自宅からお手持ちのスマートフォン・パソコンを活用し、担当オペレーターに相談ができます。

コンタクトレンズの手入れ方法について知りたい方は、お気軽にご利用ください。

実店舗で直接顔を合わせて相談したい方は、お近くの店舗にご来店いただき、気になることを相談してみてください。ご利用するのが初めての方は、事前Web登録後にWeb来店予約をすると、来店時の待ち時間の短縮になるため、おすすめです。

店舗検索では、自宅や職場から近い店舗を確認できます。あわせてご活用ください。

  • 症状は、人によって程度や現れ方に個人差があります。
  • コンタクトレンズは高度管理医療機器です。必ず眼科医の指示に従いお使いください。
  • 眼科を受診の際には、健康保険証が必要です。必ずご持参ください。

2weekコンタクトレンズを使用する際は手入れを徹底しよう

人差し指を立てて案内する笑顔の女性の写真

2weekコンタクトレンズを使用する際に活用できるケア用品には、以下の3種類があります。

  • MPS(マルチパーパスソリューション)タイプ
  • 過酸化水素タイプ
  • ポビドンヨードタイプ

それぞれの特徴や手入れの仕方を知り、自身に合ったものを選んでください。コンタクトレンズを装用する際、適切に手入れができていないと、目のトラブルに発展する可能性があります。

正しい手入れ方法を実践し、2weekコンタクトレンズを快適に装用しましょう。