episode 1

『鏡の中の自分』

れていた街の住人になって、早3年。
充実していない、わけではない。
けれど、思い描いていた理想とは少し違うような気がしている。

「あ、先輩。おはようございます」
慌てて化粧室に入ってきた後輩は、いつもと雰囲気が違った。
「今日寝坊しちゃって、すっぴん眼鏡で来ちゃいました」
そう言って、大きなメイクポーチを鏡の前で開ける。
「今からメイク?急がないと朝ミーティング遅れるよ!」
布団の中からそのまま出てきたような顔で出社した後輩に放った一言が、思った以上に説教じみていて自分でも驚いた。いつしか“新人の特権”は後輩に渡り、ロケット鉛筆のように無理矢理押し出される形で襲名した“指導係”が板に付いてきたのかもしれない。

後輩は、「てへっ」と言わんばかりに小さく微笑んだ後、眼鏡をはずした。
そして、慣れた手つきでコンタクトレンズを付け、手早くツヤ肌をつくり、まつげを上げる。頬と唇に色を落とせば、そこにいるのはもう、いつも通りの後輩だった。
ふと、アニメの主人公の変身シーンに釘付けになっていた幼少期を思い出した。あの頃は、強くてかっこいい主人公に憧れていたっけ。

「やっぱり、目元って大事ですよね!スイッチ入りました!」
そう言った彼女は、確かに“ON”になっていた。
私も負けじと、隣でリップを塗り直す。
「あー、それかわいい色ですね!どこのブランドですか?」
少し食い気味にそう尋ねてきた後輩の瞳はとても無邪気で、女の私でも照れてしまいそうなほどだった。

『目は口ほどに物を言う』ということわざが脳裏をよぎって、すぐに消えた。代わりに『瞳は唇より印象に残る』というオリジナルのことわざのようなものが浮かんで、ふわふわ漂っていた。

鏡の中の自分を見つめる。そこには、いつも通りの自分がいる。
安定はしているけれど、満足感はない。悪くはないけれど、どこか平凡な。

いつからか、脇役でもいいやと、どこか諦めのような気持ちを抱き始めていた。
後輩の瞳にドキッとしたのは、そんな自分に気づいてしまったからなのかもしれない。

同じ歩幅で歩き続けていることが後退に感じたら、それは次の一歩を踏み出すタイミングだと思う。
何気なく、自分のかけていた眼鏡をはずしてみる。ぼやけた世界は、心無しか少し明るく見えた。

episode 2

『フレーム越しの笑顔』

「来月休みとれたよ。久しぶりに帰るね」

娘からメッセージが届いたのは、3週間前のこと。不燃ごみの予定しか書かれていないカレンダーに大きな丸を書き足してから数日が経ち、その日がやって来た。

「ただいまー」
久しぶりに会った娘は、少し痩せたように見える。
ご飯はどうしてる?忙しそうだけど大丈夫?仕事はたのしい?
疑問符で終わる言葉が次々と湧いて出てきたけれど、後でゆっくり話せばいいか、と思い飲み込んだ。

家に着いて早々、「少し仕事が残っている」とノートパソコンを開く。せっかく実家に帰ってきたのに、と思いながらも、娘の仕事姿が見られたことを嬉しく思う自分もいた。昔はこの食卓で、お絵描き帳を広げていたというのに。その手は今、クレヨンではなくキーボードを操っている。

思い出したように押し入れをガサガサと漁り、引っ張り出してきたのは、娘が描いた家族3人の絵。
「そんな絵、まだとってあったんだ」
そう言った娘が、眼鏡をはずし、両手を上げて伸びをした。

どうやら仕事が一区切りついたようだ。眼鏡をはずした娘の顔を見たのは、いつぶりだろう。大きな瞳が際立ち、表情も明るく見える。
私はすかさずお茶を淹れ、正面に座った。
「最近、どう?」
曖昧すぎる私の質問を合図に、母と娘のささやかな女子会が始まる。
自炊に挑戦していること、アパートの隣人が風変わりなこと、仕事でかわいい後輩ができたこと。顔を合わせ、たわいもない話をできることが、いつしか非日常になっていたことを寂しく思った。けれど、表情をコロコロ変えながら話す娘の姿は、今も昔も変わらず可愛らしい。ただ一つ違うのは、眼鏡の“フレーム越しの笑顔”だということ。

まだ眼鏡をかけていない絵の中の少女は、素顔で笑っている。
その、少女のような屈託のない笑顔を、もう一度見たくなった。

そういえば……、スマートフォンを取り出し、私が利用しているコンタクトレンズ専門店のサイトを見てみる。「初めてなら1DAYかなぁ」などと考えながら、適当にスクロールしていると「来店予約」という文字が目に入って手が止まった。これなら、毎日忙しく頑張っている娘も行きやすいだろう、と思ったのだ。つくづく娘のことばかり考えている自分に気づき、つい口元が緩む。子離れは、そう簡単ではない。

明日は久しぶりに、娘との買物を楽しもうと思っている。娘と過ごす貴重な時間を無駄にしないためにも、今のうちに予約しておかなくては。

episode 3

『僕の街の“エース”さん』

母さんの甲高い声に起こされた。もう朝が来たのか。まだ寝ていたいのに。
しぶしぶ布団を出て、食卓に向かい、パジャマのまま朝ごはんを食べた。
急いで着替えていると、「体操服持った?水筒は?忘れ物はない?」と質問攻めしてくるお母さん。あぶない、忘れるところだった。荷物をランドセルに詰め込んで「行ってくる!」と学校へ向かった。

毎日ゆっくり歩いている通学路なんて、タイクツ。だから、通り過ぎる車のナンバープレートの数を足してみたり、ブロックの溝に沿って歩いてみたりしている。道に並ぶお店の様子を眺めるのは、結構たのしい。

最近気になっているのは、3つ角を曲がったところにあるお店。中には、まだ寝ぼけ眼な僕とは対照的に、いつも爽やかな顔の店員さんがいる。重そうな看板を外に出してから、手際良く箱を並べ、机をそろえ、窓ガラスをふく。僕には十分綺麗なように見えるんだけどな。いつ通りかかっても、ピカピカなわけだ。

5時間目のチャイムが鳴って、帰りの会が始まる。また算数の宿題が出た。けれど、今日はずっと飛べなかった7段の跳び箱が飛べたので、機嫌がいい。

下校時間は、“あのお店”が開いている。目の前を通るとき、ちょうど自動ドアが開き、店員さんに見送られて女の人がお母さんらしき人と出てきた。
「また不安なことなどございましたら、お気軽にご相談くださいね」
そう言って、笑顔で見送る店員さんは、やっぱり爽やかだ。

見送られた女の人は、軽やかに僕の前を歩いて行く。そして少し立ち止まり、ガラス越しの自分を見て微笑んだ。どうやら、あの人も機嫌がいいみたい。

そういえば、このあいだ先生が「素敵な時間を過ごしてもらうための努力が“おもてなし”だよ」と言っていた。あの店員さんは、一生懸命“おもてなし”をしていたんだと思う。あの女の人の嬉しそうな顔を見たら、僕にもわかった。

「お母さん、あそこの角にあるお店って、何屋さん?」
そう聞くと、コンタクトレンズを売っている「エースコンタクト」というお店だと教えてくれた。続けて「エースってどういう意味?」と聞くと、「“一番の頑張り屋さん”ってとこかな?」とお母さんは言った。

きっと明日も、あの“エース”さんはお店をピカピカにして、お客さんを待っている。そしてまた、誰かをちょっとご機嫌にするのだろう。

MYSTERY SHOPPER PROJECT

エースコンタクトに
行ってみた
みなさまの声

「ミステリーショッパープロジェクト」を
実施しました。

覆面調査員として、ショップには知らせず
「エースコンタクト」を含む
3つのコンタクトレンズショップに来店して
実際にコンタクトレンズを購入する
体験・比較調査をしてもらいました。

体験者の声

エースのおもてなしpoint.01

「目配り」

アイコンタクトとともに迎えていただき、歓迎されている印象を受けました。

待っているお客様にも目を合わせる等して、気遣いのある対応ができていたと思います。

エースのおもてなしpoint.02

「気配り」

ディスプレイが見やすいように展示されていて、ケア用品等は案内の過程で自然にお勧めできるようなところにあり良かったです。

店内の照明も明るく、空調も適温で快適に過ごすことが出来ました。

エースのおもてなしpoint.03

「心配り」

店内は騒がしいこともなく、ちょうどよい温度設定でした。対応に待たされることもなかったため、気分良く過ごすことができました。

予約時に丁寧なヒアリングがあり、店舗に訪れた際は、ヒアリング内容に基づいて、大変スムーズに案内していただきました。

来店予約は
スムーズに行えましたか?

満足 100% ※

※ ミステリーショッパー(覆面調査員)15人中15人が満足!10点満点で8点以上をつけた人を満足したと評価

清潔さを感じる店舗でしたか?

満足 87% ※

※ミステリーショッパー(覆面調査員)15人中13人が満足!10点満点で8点以上をつけた人を満足したと評価

店舗は入りやすい雰囲気が
ありましたか?

満足 93% ※

※ミステリーショッパー(覆面調査員)15人中14人が満足!10点満点で8点以上をつけた人を満足したと評価

店内のディスプレイは
見やすく整理されていましたか?

満足 87% ※

※ミステリーショッパー(覆面調査員)15人中13人が満足!10点満点で8点以上をつけた人を満足したと評価

調査設計

  • ・調査方法:覆面調査員(ミステリーショッパー)1名が3チェーンに1回ずつ訪問
  • ・調査員:15人
  • ・調査日:2019年11月21日~12月9日

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